〇加入初日の授業
そんな状況だったため、急遽選手交代で私が授業を進めることになりました。幸い、私は前の班での授業資料があり、私自身も理解している部分だったので、みんなに理解できるように説明ができました。
やっくん「さっすがひろ(笑)」
いっしー「うぇーい、ひろ先生(笑)」
ごんちゃん「これから全部ひろ先生が教えてくれるから楽やわー(笑)」
ひろ「ふざけんな(笑)」
やっくん「次の項目は俺がやるー」
ひろ・ごんちゃん・いっしー「よろしくお願いします(笑)」
その後は、ごんちゃんといっしーが担当していた範囲をやっくんと私が交互に前で説明をしていきました。やっくんが説明しているときは私が次の準備、私が説明しているときはやっくんが次の準備という風にしてその日は乗り切りました。
放課後、私にはどうしても許せないことがあり、もやもやしていました。それは、ごんちゃんの態度です。ごんちゃんはこの学校に入学して初めて仲良くなった友達でこれまでずっと仲良くやってきました。
私が前に立って説明しているときのこと。ごんちゃんがなにやら携帯を開いておいていました。
ひろ「ごんちゃん、携帯置いて何みてるの?」
ごんちゃん「あぁ、ごめん。気にせんで」
ひろ「いや、気になるよ(笑)」
ごんちゃん「大したことじゃない(笑)」
あとから、やっくんに聞くと、ゲーム画面だったようです。自分たちが説明できいなかったから急遽変わって説明している立場の人間を目の前にして、ゲーム画面を開いて聞いているごんちゃんの気持が全く理解できず、イライラが募っていました。
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